作曲 : 藤永龍太郎

見慣れた青におはようして

滲んだ石磴を見送った

なんでもないようなことだけれど

とても特別だった

季節は風になって

変わっちゃうのは一瞬で

泣きたくなるのは通り雨みたい

だから後悔しないように

大事なものを一つ一つ胸に刻んでいくんだ

永遠なんてきっとどこにもないから

私は今ここで歌を歌ったよ

この愛しい日々を描くように

ずっとずっとずっと歌うよ

暗い空にさよならをして

まだ見ぬ光を待っている

流る雲はどこまで行くんだろう

ふと散りたいと思った

芽吹いた花は散って

色づくのはひとときで

流れ星みたいに瞬いていた

同じ時間にはもう戻れやしないから

こんなにも綺麗なんだね

大切なものぎゅっと離さないように

私は今ここで歌を紡ぐんだよ

なんてことない日々が続きますように

ずっとずっとずっと願うよ

懐かしい匂いがかすめて

遠い場所を少し思い出した

気がつけばいつだってそばにいてくれたんだね

寂しくないように

永遠なんてきっとここにもないから

私は今ここで歌を歌ったよ

この愛しい日々を描くように

ずっとずっとずっと

今この瞬間を歌うよ

ララララ…